ルイスレザーズ

ルイスレザーはライダーズジャケットにおいて、イギリスで戦前から長くトップブランドの地位を誇示しています。1926年にレザーウェアの製作に着手し、1930年代に入ると軍用バイクの登場で市場が拡大、「バイクファッションブランド」としても高い評価を得るようになりました。特にレース業界では、いち早く高い評価を受け、1960年から1970年にかけて、マルク・ヘイルウッドを始め、ジャコモ・アゴスティーニ、フィル・リード、デレク・ミンター、ジョン・クーパーなど、数多くの名ライダー達に愛用されたという事実が、その高品質を物語っています。さらに、その影響は本国のみに留まらず、1960年代、マン島レースに参入したホンダチームの日本人ライダー達、そして、当時アメリカのトップライダーだったディック・マンがイギリスに行った時、ルイスレザーズのレーシングスーツの素晴らしさに魅了され、早速オーダーし本国に持ち帰ったという逸話まで残っています。
ルイスレザーズのトレードマークであるウィングロゴが付いた、“AVIAKIT”(エイヴィアキット)という名の由来は、操縦席の中で極度な寒さに耐えなければならないその頃の飛行士達にとって、保温性に優れ、呼吸する機能を持ったレザーウェアは絶対に欠かせないものであったのでAVIATION(飛行)KIT(装備)から「AVIAKIT」になっています。

ルイスレザージャケットのこだわり

ルイスレザーのジャケットには最高品質のカウハイドが使われて、英国の熟練工達により全てハンドメイドで制作されるレザージャケットです。レザーの繊維には完全防水ではありませんが、防水加工が施されています。ライダーにもやさしい配慮です。ライニングは2種類あり、キルティングが施されたレッドコットン、ニットナイロンの2種類があります。レッドキルティングはオリジナルに近い雰囲気、強度を持つコットンです。ニットナイロンは、よりスタイリッシュに着こなせるようにと、レーシングスーツなどに使用されていたものが採用されています。また、2種類のフロントジッパーが復刻されています。ライト二ング(LIGHTNING)ジッパーは1960年代に主流だったジャケットに使用され、クリックス(CLIX)ジッパーは1970年代に主流だったジャケットに使用されていました。袖口のジッパーもオリジナルの復刻で「L」が刻印されたモデルは、1960年代中頃より1970年代を通じて使用されていました。ジャケットの細部にもとことんこだわりたい方はオーダーをおすすめします。ルイスレザーのすべてのレザージャケットはオーダー可能です。

ルイスレザーサイクロン・ルイスレザーライトニング

ルイスレザーサイクロンは、1970年代初頭に販売され、ルイスレザーライトニングよりやや着丈を長くして実用性を向上させたルイスレザーの人気ジャケットです。過去にもクラッシュのミック・ジョーンズやプリテンダーズのクリッシー・ハインド、ジョニー・サンダーズが着用していた事でも有名です。タイトフィットなボディ・シェイプ、シンプル且つ要点を抑えたディティールを持つサイクロンは現代のスタンダードとして人気のモデルで、バックは一枚取りの贅沢なパターンになります。ルイスレザーサイクロン(ニットナイロン)は、VINTAGEに多いブラックニットナイロンを使用しています。他にはルイスレザーサイクロン レディースもあります。ジャケットのカラーはブラック・ネイビー・ブルー・レッド・イエロー・ホワイト・グリーンがあります。
ルイスレザーライトニングは、シンボルとなっている4つのジップポケットとフロントに回りこむバックル、バックスタイルのデザインが特徴で、1958年誕生以来、数多くのロックスターに愛され、イギリスを代表するモデルとなっています。現在でもライトニングとよく似たデザインのジャケットが数多く出回っている事実が、ルイスレザーライトニングの実力を物語っています。

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