二輪用ETC 車載器のメーカ

高速道路を利用するのに便利なのが自動料金収集システムETCです。
車に遅れること5年の2006年11月から二輪車のETCの制度が導入されました。
ETC車載器は車用と比較して非常に高く、値下がりしない状況です。
二輪用ETC車載器の価格は、発売当初の一昨年から31500円のままです。
相場は、取り付け費などを含めますと5万円になります。
国土交通省の補助金などを利用しますと実質負担する金額は2万円程度になりますが、補助金の制度は2008年3月末までで、今後も継続されるかは未定です。
車の場合は、ETC車載器は1万円を切るものもあり、取り付け費用を含めても総額15000円程度です。
国土交通省の補助金を利用しますとETC車載器の総額は1万円前後になります。
二輪車のETC車載器が高いのは、価格競争がない影響が考えられます。
車用のETC車載器は、松下電器産業、三菱電機、デンソーなど複数の企業が生産販売していますが、二輪用ETC車載器を生産しているのが日本無線ただ一社のみなのです。

二輪用ETC車載器の性能

ETC普及を進めている国土交通省管轄の財団法人道路新産業開発機構が、2005年1月末に官報で二輪車用ETC車載器のメーカを公募したが、名乗りを上げたのが日本無線の一社であった。
その後も他社の参入がなく、国土交通省は車用のETC車載器メーカに呼びかけているが、松下とデンソーは予定なしであり、三菱電機は検討中とのことである。
2007年10月末では四輪車保有台数が7614万台に対し、高速を利用できる二輪車は349万台と車の約5%に満たず、市場が小さいことが大きな問題のようです。
二輪用ETC車載器には高度な技術が要求され、シートのわずかな空間に二輪用ETC車載器を取り付ける場合がとても多く、また、二輪車の種類によっては風雨にさらされることや、小石なども飛んでくる場所への設置もあり、二輪車は振動も大きいため、車用に比べて、高い防塵性、防水性、防振性が要求されます。
日本無線の二輪用ETC 車載器はJRM-11シリーズといい、車載器本体、アンテナ、インジケータの3ピースから構成されており、防水性や耐振性が確保され装着を容易にするよう、各ピースが小型化されています。

二輪用ETC車載器キャンペーン

日本無線は、二輪用ETC車載器の開発に一年をかけて製品化につなげました。
大量生産の民生用はもともと苦手な日本無線が、「ニッチ市場での二輪用ETC車載器であれば活路がある」と判断して、生産に乗り出したそうです。
一社だけの生産は製品供給の安定の不安や、供給が途絶える事態も考慮し、健全な競争のためにも国交省は四輪車用のメーカに参入を呼びかけています。
日本無線は、ETC車載器の部品点数の見直しや、取り付け費用の安価な新商品を今後導入する予定ですが、大きな量産効果は期待できないため、四輪車のETC車載器並みまで価格は下がらないようです。
二輪用ETC車載器のキャンペーンでは、阪神高速二輪車ETC化キャンペーン第2弾は購入・セットアップ・取付をすると先着3000台が2008.2.29まで二輪車ETC車載器設置費用から15750円割引されます。
NEXCO東日本/中日本/西日本では平成20年3月31日までに、新規に二輪用ETC車載器を購入・取付け・セットアップし、ETCマイレージサービスに登録すると、16,000円相当の無料通行分の2,000ポイントがプレゼントされます。

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